あっという間にGWも終わり、千鳥ヶ淵も華やかな桜の饗宴からすっかり初夏のたたずまいになりました。皆様はその後、いかがお過ごしでしょうか?
さて、本日のお題は新興国投資。5/4の日経新聞一面に「公的年金、新興国株で運用」という記事が取り上げられましたね。ご存知の通り、公的年金とはわたしたちが毎月給与天引きされている厚生年金も含まれます。ようやく始まったというのが第一印象です。新興国投資を始めると最初に報じられてから恐らく2~3年は経っているのではないでしょうか。
いわゆる「新興国投資」というときの新興国にはどの国が含まれているか、意外と知られていないですよね。現在、多くの金融機関で販売されている新興国株式に投資する投資信託は、MSCI新興国市場インデックスをベンチマーク(運用指標)として運用されています。今回の公的年金の運用もこの指数をベンチマークにするようですから、このMSCI新興国市場インデックスを構成する国々が一般的な「新興国投資」の投資先といえそうです。
どのような国々かと言えば、構成比率が概して大きい順に並べると、韓国、ブラジル、中国+香港、台湾、南ア、ロシア、インド、メキシコ、ここら辺からはぐっと構成比率が下がり順不同になりますが、マレーシア、インドネシア、コロンビア、ペルー、チリ、チェコ、エジプト、ハンガリー、モロッコ、ポーランド、フィリピン、タイとざっと22か国です。いかがですか?ご自身のイメージ通りでしたでしょうか?私の中では、韓国のサムスン電子などは新興国企業というイメージはもうないのですが・・堂々の最大組み入れ銘柄になっていたりします。インデックスファンドであれば、上位の韓国、ブラジル、中国、台湾、香港あたりで50%を超える構成比率になっています。
最近、取り上げられることが増えているトルコやインドネシアの組み入れは実は5%未満です。より成長国投資をと思われている方は、別の選択肢もありそうですね。新興国株式への投資をお考えになる際にご参考になれば幸いです。それでは、私たちの公年金の運用利回りが大きく改善することに期待を致しまして・・・



